私の勉強法(インプットのポイント5つ)
今週あった資格試験(基本情報技術者、通称FE)の模試の結果が、99点で新入社員360人くらい中1位タイ(同率がもう一人)だったらしくて、結構驚愕された。おれも驚愕した。
1位とか99点ってのはもちろんたまたま。
試験のための勉強なんてものは100点を目指してはいけなくて合格安全圏以上は勉強すべきではない!というのがおれのポリシーなのに。ちなみに基本情報の合格ラインは60%。。
そもそも新人研修で1ヶ月も資格試験の勉強をさせていること自体にあまり納得がいっていない。
と、いろいろ思うところはある。
だけど、今はおれが勉強法を語ってもっとも説得力がある瞬間ではないか!?ということに気づいた!(笑)
案の定何人かに勉強法を聞かれたけどうまく答えられなかったので、来週、クラスの人向けに自分なりの勉強法(特にインプットにフォーカスして)を話してみようと考えて原稿を用意した。恥さらしだがそれを貼り付けてみる。
本当は、ポイント×勉強の種類(簿記・基本情報・生物の知識・苦手だった大学入試の数学)というマトリックスを作りたかったんだけど、途中で力尽きて断念したので、当てはめているのは基本情報のみです。。
スタイル
- 効率追求、睡眠時間と自分の楽しみは削らない
- 講義の内容そのものは、研修センターにいる間になるべくすべて完結させる(予習・復習をなるべくしなくて済むようにする)
- 自宅では、講義の内容とは違うことを勉強する
- 一冊のノートにすべてを書く(付箋の有効利用)
- なるべくアウトプットドリブンで(問題を解く、自分なりにまとめる)
- 効果的な復習の方法とかは、脳科学を生かした勉強法みたいな本がたくさん出ているので読んでみては?(おれは読んでいない)
ただし眉唾な内容も多いから、違う著者の本を何冊か読んでみたりしたほうがいいと思う。
試験で点数をとる
- 問題を解くプロセスを暗記する
- 使っていくうちに、自分の中でなるべく普遍的でシンプルなものにしていく
インプットのポイント5つ
1.全体像を掴む
- 階層を意識する
- TCPとルータは並列に覚えてはいけない
- テキストの目次を参照する
- 全体を違う視点から見る
- OSI基本参照モデル vs新しくネットワークに接続したホストがウェブサイトの情報を取得するまで(デファクトスタンダードになっている流れだけで良い)
2.抽象と具体
3.比喩
- ハードディスクは本棚、メモリは机の上、キャッシュメモリは付箋に書いたメモ
- 概念の理解(厳密性はどうでもいい)
4.差分に着目する
- ルータとレイヤー3スイッチ(ルータはメディア変換可能、レイヤー3スイッチはルーティングが速くて低価格)
5.なぜそうなっているのか?
じゃあどうやって講義を受講しているか(そのときの講義でしか得られないもの)
- 具体例を押さえる(現場でどう使われているか)
- 比喩を押さえる(その人独自の比喩)
- その発想や視点はなかったということは絶対に逃さない
- 「ふんふん、そうなってるんか」ということよりも「そう言われてみればそうだ!」
- 大きな声では言えないけれど、内職も結構します。。聞いてるふりはちゃんとする。
- 眠くなるし。そうならないためにもなるべく予習はしない。