病院が自由にサービス料をつけられるようにしたらどうだろう

ということを病院に行くたびに思います。

ある種の混雑料金と考えて、病院で待ちたくない人はサービス料を取る病院に行けばいいという仕組みです。


大学病院のやたら高い初診料は、混雑料金的な意味を持っているそうです。

大病院の初診料上乗せは?(2006年8月11日 読売新聞)

保険診療では、同時に保険外のお金を取ってはいけないのが決まりですが、差額ベッド代など「特定療養費」という例外が一部認められています。紹介状がない場合、初診料に保険外の料金を上乗せすることも、この特定療養費の一つで、200床以上の病院に認められています。

 大病院の初診料を高くすることで患者の集中を防ぎ、大病院は高度で専門的な医療を行い、軽い病気は診療所や小規模病院で、という病院の役割分担を進める政策に基づいています。10年前から始まりました。

 初診料に上乗せをするかどうか、金額をいくらにするかは、各病院の裁量による届け出制です。国の一昨年7月のまとめでは、全国に約2700か所ある200床以上の病院のうち、4割の病院で導入され、料金は最高が5250円、最低210円でした。


ですけど、「軽い病気」でも、「軽い病気」であるということの確認し市販薬よりよく効く薬を処方してもらいたい状況はいくらでもありうるわけで、そういうときに長時間待たないためならサービス料を払う人はそれなりにいると思うわけです。



病院に行くたびに高齢者で溢れているのを見て、こういうことを思うわけですが、サービス料を取らないことのインセンティブがなくて仕組みとして成り立たないんでしょうねー。サービス料を取らない病院に行く患者って単価が安くて時間ばっかりかかりそうだし。。