もし京都のコンビニが本当に深夜営業をやめたら学生は集まるんですかね

京都市、コンビニ深夜営業を規制へ 景観に配慮

京都市は市内中心部にあるコンビニエンスストアの深夜営業を規制する方針だ。消灯によって夜間の町並み景観をよくするのが狙い。地球温暖化ガスの市の排出量を抑える効果もある。7月にも業界団体や有識者が参加する研究会を立ち上げ、年内にも具体案を詰め、来年度にも実施する考えだ。環境や景観配慮の動きとして全国的に注目を集める可能性がある。


今日(08.6.14)の日経の朝刊から

深夜営業自粛などを通じた電力消費量削減により、温暖化ガス削減を進めることが重要だと市はみている。七月にも政府が全国十都市を選定する「環境モデル都市」に選ばれるには、大幅な温暖化ガス削減が必要。京都議定書採択の地として落選するわけにはいかないという事情もあり、積極姿勢をみせている。


と、まぁこのニュースがかなり話題になっているみたいです。


学生という立場から言えば、深夜にコンビニが空いていない街で学生生活を送りたくないとおれは思います。バイト先と、買出し先を両方失うことになるわけですから。


平成19年10月1日現在の年齢(各歳)別推計人口<行政区別>によると、京都市の人口のうち18歳から24歳が10.8%を占めています(おれの計算が正しければ日本の総人口だと7.7%、東京都では7.8%(「住民基本台帳による東京都の世帯と人口」平成20年1月より計算))。「京都市の人口の1割は学生」と大げさに言われますが、この学生人口こそが京都市の生命線であると思うのは、学生の勝手な考えですかね。

せっかくiPSで京都大学が勢いを取り戻しつつあるときに、若者のリクルートを阻害することはないと思うんですけど。。


京都市、コンビニ深夜営業規制へ 温暖化対策の一環

環境保護のためにはライフスタイルの変更も必要」

とありますが、京都市はそのライフスタイルに合う人だけが集まる街を目指すのでいいんですかね。


おれは京都に住んで6年目で、残念ながら多分今年が最後になるけれど、京都が大好きです。おれにとっての京都の魅力は、自転車でどこでもいけるコンパクトさ、夏暑くて冬寒く四季がはっきりしていること、観光地としての京都と下北沢的な文化(下北沢に住んだことなんてないけどイメージとしての)の共存です。


ということでおれが考える京都の改善策は、


1、中心部の地下に何ヶ所か無料駐輪場を作る
2、四条通を片側1車線とし、浮く片側1車線の半分ずつを、歩道を広げることと、自転車の走行スペースに当てる。その上で朝9時から夜9時まで、バスとタクシー以外の走行を禁止する(1回似たような実験が行われていました)。さらに言えば、烏丸、東大路、御池、五条で囲まれる範囲内(烏丸、御池、五条、川端は除く)をすべてこの方式とする。
3、祇園のウインズを移設する(笑)


これで観光客のストレスも、CO2もそれなりに削減される気がするんですけど、いかがですか。