はしゃぎすぎの夏の子供になるんだ
憧れだった夏フェスにはじめて行ったのは、3年前のロッキンジャパン。
雲ひとつない快晴で、入口のゲートをくぐった瞬間のあの雰囲気と、空に浮かぶバルーンと、そして会場に流れる音楽。一番最初に見た風味堂のときに、空にポカリスエットの飛行機雲が浮かんで。憧れどおりの場所に、なんともいえないわくわく感でした。
初日のサブステージのトリが真心ブラザーズ。あの真心ブラザーズは、おれが今まで見たライブの中でもっとも無我夢中になったライブの一つです。真心は再結成したてで、もうファンが本当にうれしくて楽しくてしょうがない!!っていう一体感のあるライブでした。終わったあと、たばこを吸いながらいつまでも帰りたくないと思った。一緒に行った友達と後輩と、これは本当に来てよかった!!と言いまくった。
Peace and LoudをiPodで再生して、1曲目の「Baby Baby Baby」のイントロを聞く瞬間に今でもなんともいえない気分になります。
それから3日目オオトリのサザン。すっかり夜になってだいぶ涼しくなって、これぞ祭の終わりというような高揚感と寂しさと脱力感が入り混じった感じで、みんな本当に楽しそうに踊っていました。
そんな最高のフェス初体験だったのです。
というわけで、今年もライジングサンに行かれるのです。去年の曽我部恵一バンドに続いて、今年のオオトリも大好きなスカパラ!
タイムテーブルが発表されて、メインステージのスカパラの前の一枠が空いていて、今年十周年だけに、ネット上では「ミッシェルか、ブランキーか、ナンバガか」みたいな大騒ぎみたいです。10年間のダイジェスト映像とかでも全然いい。だけどもしその三択ならおれはミッシェルがいいっす(笑)
フェリーで無駄に時間をかけて北海道まで行って、ビールを飲んで、ライブを見て、テントで寝て、温泉に行って、それからみんなで旭山動物園に行くなんて、まさに青春という感じじゃないですか。
フェスの話で盛り上がったり、一緒に行く友達や後輩に会えたことが、おれにとって音楽サークルに入った意味だったのではないのかとすら思うのです。
夏だ!!