不毛で楽しくない時間


物事を2軸で4つの象限に分けて考える方法で、時間の使い方を分けてみるとします。


『1冊目の就活本』という本では、
(ちなみにこの本は付録のチェックリストもうまくまとまっていてかなりおすすめ。「1冊目の」ってなってるけど、SPI対策とかは別として就活本なんてこれ1冊で十分な気がする。おもしろかったという意味では、『就活の法則 適職探しと会社選びの10ヵ条』という本が読んだ中で一番です。)
(追記:『就活の王道』という本が評判がいいみたいで読んでみたんですけど、1冊にしぼるならこっちのが確かに使えるかも)

緊急度(X軸)と重要度(Y軸)を2軸に取り、

1、緊急で重要なこと(アルバイト、今日提出のレポートなど)
2、緊急でなく重要なこと(学習、体力づくりなど)
3、緊急で重要でないこと(突然の飲み、いろいろなおつきあいなど)
4、緊急でなく重要でないこと(待ち時間、くだらない遊びなど)

に分けて優先順位を考えることが提唱されています。

そしてお決まりですが「1の次には、3ではなく2を優先的にこなせ」みたいなことが書いてあります。ちなみに本ではグラフ上でZ型とかL型とか書いてあるんですけど、なぜかX軸が左が正だし、象限の位置もおかしいし、どうでもいいことだけどいただけないと思う。。(笑)


おれがよく考えるのは、意義または生産性(X軸)と楽しさ(Y軸)という2軸です。()の中は今の自分に当てはめた場合です。これでいくと第一象限から順番に

1、有意義で楽しいこと(好きな勉強、楽しい仕事)
2、不毛で楽しいこと(飲み、バイトのまかない、サークル、こうして日記を書いている時間)
3、不毛で楽しくないこと(おもしろくないテレビ、サンプル動画を漁る時間、つまらないおしゃべり、必要以上の睡眠時間、何かをするのにかかる手間の時間、バイト中のすることがない時間)
4、有意義で楽しくないこと(教科書を読むなど)

これでいうと、「2の比率を減らして4の比率を増やしていくことが、時間をうまく使うことになる」ということが一般的に言われていることであり、なかなか難しかったりすることだと思います。


ちょっと話がずれますが、梅田望夫さんも『ウェブ時代をゆく』やインタビューなどの中で、

「まず自分にとって重要なことの中から何か「やめること」を先に決めて、時間の優先順位を変えよう」

ということを繰り返しおっしゃっています。


しかし、ある時気がついたのです。

おれの場合、3の時間がかなり多く、そこを削れば2を削る必要なんてないのではないか??

と。


そこで、
1、自分にとって3に当たる時間の使い方をしていることを漏らさず見つけていくこと
2、世間にあるいわゆるLifeHacks的なものを片っ端から知り、その中で自分に合うものを使っていくことで、3の時間を減らすこと
を目指しています。

恥ずかしいのであまり公言したくないのですが(笑)、かなりビジネス書も読みました。まぁだいたい一通り世間で言われていることは知ったかなって感じで飽きるくらい読みました。ちなみに一番おもしろかったのは『頭のいい段取りの技術』という本です。


たとえば、家のパソコンのブラウザをSleipnirに変えてカスタマイズし、使っていなかったRSSリーダを入れ、研究室のメールを家のパソコンでも見られるようにしました。おれはかなりネットをしてしまうので、これだけで閲覧するブログはかなり増えたにも関わらず、以前よりネットをしている時間は減りました。

ブラインドタッチができなかったので、練習して、少しずつですが速く打てるようになってきています。

生協では本を探すのが結構時間がかかり、かつ、探した結果ないってことがかなり多いので、本はほとんどAmazonで買うようになりました(それはそれで受け取りの問題があるんですけど)。

年が明けてから、1回もテレビを見ていません(厳密に言うと録画しておいたM1とガキつかの年越しは見ました)。まぁ、結果スーパーサッカーすら面倒くさくなって見なくなってしまったので、最近のサッカーの話題についていけないのはかなり悲しいのですが。。

それから睡眠時間に関しても、平均睡眠時間を減らすのはおれはできない人なので、とりあえず10時間とか寝てしまうことがないように努力しています。

バイトに関しては、「ひまな日は、まかないなしでいいし、入ってすぐ上るのでも全然いいから、早く上げてください!」って宣言していて、おれはとっとと上って飲みに行きます。

ついでに、効率よくおれの趣味にあったサンプル動画を収集する方法を誰か教えてください!!!


まぁそんな感じで、つまりおれが就活中に週5とかでバイトに入っていても平気な顔をしているのは、決して超人なわけではなく、睡眠時間を削っているわけでもなく、自分なりにくだらない時間を減らしたり、それから研究室にあんまり行っていないからです、という話です。


ついでにおれが実家に住みたくない大きな要因の一つは、両親の生活スタイルに合わせないといけない面があったり、「団欒」みたいなものに時間をとられるのが耐えられないからなのです。

って公言すると、ますます彼女ができなさそうだ。。(笑)

だけど好きな人と話している時間は、明らかに家族との団欒とは違って3ではないので、彼女になってくれる方は鋭意募集しています!!

彼女=好きな人となるのかという問題はあるんですけど・・・


頭のいい段取りの技術