ハイウェイ／くるり

ハイウェイは遅ればせながらリアルタイムではまったくるりの最初の曲です。それまではばらの花しか知らなかったから衝撃で、TSUTAYAと先輩から当時出ていた全アルバムを一気にレンタルしたのを覚えています。

みやこ音楽祭に行った。

１日目はボガンボスが良かった。

つじあやのが途中で、予定していた曲をやるか予定を変更して風になるをやるかどっちがいいか多数決を取って（ほんとに客が手を挙げて多数決）、風になるが圧勝したあとに、「この質問は自分にとってほんとに酷なんですけど、やろうとしていた曲はフィッシュマンズの頼りない天使なんですけど、それだったらどう？」って言った瞬間に客がすごい勢いでおーっ！！ってなって、頼りない天使をやってました。おれは頼りない天使のが聴きたかったけど、風になるやればいいのにと思わないでもなかった。

２日目、ブッチャーズ、yanokami、ロボピッチャー、くるりという最強の流れ。

ぼくはくるりの前にやったロボピッチャーというバンドが大好きなのですが、まあ見事にくるり待ち。分かっちゃいるけど、くるり待ち（笑）

１曲目がループという曲で、これがまたすごく好きな曲なんですけど、そのイントロが鳴った瞬間におれだけ（おれの視界の中では）が跳んだ瞬間に、あーもうみやこ音楽祭には二度と来ないな、と思いました。当たり前だけどくるりってそういうポジションのバンドなんだなと思った。

MCは受けてたものの、特に盛り上がることなく終わったロボピッチャー。もう帰ってやろうかと本気で思ったんですけど、まぁせっかくかなり前の方にいたので、おれもくるり待ち（笑）

散々待たせてくるり登場。ブレーメン、トレインロックフェスティバル、すけべな女の子、とこの頭３曲で、あーくるりってすごい力を持っているバンドなんだなーって思った。もう客もめちゃめちゃ盛り上がってて。あ、くるり待ちだったんだから当たり前か（笑）

後半はベタにハイウェイとかロックンロールとか東京とかやって、アンコールをHow To Goで締めたときには、くるりにとって京都とかみやこ音楽祭って、言いたいだけじゃなくてほんとに特別な場所なんだなと思いました。何年か前に造形の学祭で見たとき以来に感動したくるりのライブでした。

終わったあと物販を見に行って、少なくともTSUTAYAでは見かけないロボピッチャーの1stを買ってサインしてもらったら、最新のアルバムが売れすぎて最後の１枚が売り切れてて、ロボピッチャーのボーカルの加藤さんが「タワレコさんがあんまりCD持ってきてくれないから売り切れたやんか」みたいなこと言ってて、タワレコの人が「こんなに売れると思ってなかったですもん」って言って、加藤さんが「お客さんの前でこんなに売れると思ってなかったとか言うな！」って言ってほんと楽しそうだった。

加藤さんは「今日ロボピッチャーいいライブしたからね、よかったっしょ？」って、たまたまそのときサインしてたおれに聞き、おれは「良かったです」と素直に言ったのでした。