Wonderful Tonight


あさってはサークルフェスティバル2006です。

1年前、おれはあのイベントに自分の大学生活3年間を賭けました。頼れる人みんなに頼ってまさに右も左も分からない中でイベントを立ち上げ(なんでアンプの前にマイク置かないといけないの?って感じでした笑)、そして後輩たちに頼んで一緒にLaylaを演奏しました。

あのLaylaはろくすっぽ練習してなくて、後から音源で聴いても出来は悪くて、よくあんな状態で周りも自分も演奏することをよく許したなって感じです。

去年の赤字額を考えるともうやらない方がいいんじゃないかと思いすらした、そんなサークルフェスが今年も開催されるそうです。

人生は思い出作りのためにあるわけじゃなくて、それよりは平凡な日常を楽しむことが一番大切なことだとしても、それでもあの晩はおれにとって大学生活の、これから先長く続くのかどうか知る由もない人生の、大きなハイライトシーンの一つであり、今の僕を、これからの僕を支えてくれる大切な思い出です。


そんなおとといはサークルの後輩たちの結婚パーティーでした。みんなの気持ちがダイレクトに伝わってくる温かいパーティーで、本当に感動しました。

新郎の後輩は、もっともアンプラグダーらしいアンプラグダーだとぼくが思う人の一人です。

そのあと、とある後輩と話していて、あと半年、せめて残りの半年はもっとサークルを大切にしたいと思いました。

おれはあまりにサークルに対して無関心になっていて、何も知らなくて、何も興味がなくて、それはあまりにおれの手から遠いところに行ってしまったサークルにすねているんだと思います。自分がサークルを好きな気持ちと素直に向き合って、なるべく素直に思うことを表現したいと思いました。鬱陶しがられるくらいの先輩になりたいと思いました。久々にそんなことを思いました。

やり残したことばっかりだけど、今の自分の身にはそれなりに制約も多いけど、でもまだ遅くないこともいくつかある気がしました。

目標が追いコンってのもどうかと思うけど、でも追いコンの日がものすごく楽しみです。今までの後悔を全部打ち消すくらいの楽しいことがしたいです。


あさってはきっとおいしいお酒が飲めると思います。そしてそんなときに頭の中を流れるのは、普段はほとんど聴きもしないのに、なぜか決まってクラプトンの曲です。

晴れるといいです。