#RSR2012

ほどよく酔っ払って帰宅。今年は前乗りしなかったこともあってか例年以上にあっという間で、24時間前はライブを観ていたことすらが幻想のようだけど、RSRの思い出を『初恋に捧ぐ』をリピートしながら書く!



1日目。新調したテントを後輩たちの指導の元なんとか組み立てて、ハンバートハンバート×COOL WISE MANを聴きながら乾杯。

それからPerfumeを見た。Perfumeは初めて見たどころか、今まであまりちゃんと聴いたこともなかった。自分たちの立ち位置もRSR好きのくすぐり方も完璧に踏まえて、その上で曲とビジュアルに持っていかれて、感動した。Pefume大好き!

それからのんびりして、斉藤和義。『歩いて帰ろう』で始まって、2曲目の前に斉藤和義が発したのは「青春!」。ん?青春ブルース??と思ったら、イントロが鳴った瞬間、そう、ハイロウズ!!今年もRSRにやってきた!

岡村靖幸。生『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』を聴いた。


そして1日目の最後は、友達に教えてもらった初恋の嵐を見た。こういうステージが必ず毎年1つはあるからRSRに行くのだ!(無念なことに2日目の向井秀徳eastern youth吉野さんは力尽きて見過ごしてしまったけど。)スピッツによる『初恋に捧ぐ』のカバーがYouTubeに上がっていたので貼ってみるけど、オリジナルがiTunes Storeで買えるよ!



2日目。温泉に入ってピザを食べて、アジカン貫禄のステージ。「今日はみんなが聞きたい曲をたくさんやって帰ります」。

それから初めてのフィッシュマンズ。おれが初めてRSRに行ったのが2006で、前年にフィッシュマンズが出ていたことを知って悔しかったんだけど、ついにRSRフィッシュマンズを見た。

佐藤伸治さんが存命だったころはおれはフィッシュマンズを名前も聞いたこともなかったのだけど、『彼と魚のブルーズ』を読んで同じ時代を下北沢で過ごしたように錯覚したり、形は変わってもこうやってライブを見ることができるんだ。音の中を自在に泳ぐ原田郁子がキラキラしていて、夢のようだった。


2日目もすっかり夜になって、BOHEMIAN GARDENの後ろで石狩鍋を食べていると花火が上がって、終わりを意識し始める。

N'夙川BOYS。映画『モテキ』の最後に流れる『物語はちと?不安定』でN'夙川BOYSを知って、去年のボロフェスタでのライブが最高だった。バンドをやることの喜びに満ち溢れたチャーミングなバンドで大好き。

それからついにandymori

リハでeverything is my guiterをやっていて思わず立ち上がって飛び跳ねたら足に一気に来た。andymoriは演奏もボーカルもめちゃくちゃうまくて、音のこもりがちなEARTH TENTでタイトで躍動感のある伸びやかな演奏をかまし、多幸感あふれるライブだった。

1曲1曲が短いので『ベンガントラとウィスキー』も、くるりファンファンをゲストに迎えた『1984』も、聴きたかった曲を全部やってくれて、この1年以上今ライブを観たいバンドNo.1だったこともあって、今年のRSRで一番はしゃいだ。


それから、最後にエレカシを見た。今年のエレカシはいつもとはまた音の厚みの次元が違う演奏で、ギターとベースが踊っていて、『悲しみの果て』など鳥肌が立った。アンコールでは『俺たちの明日』をやってくれて、今年のトリがエレカシでほんと良かった!


ライブが終わりちょっと寝て、テントを片付けて、銭湯に行って、それから後輩の運転でドライブしてきゃっきゃ言いながら回転寿司を食べた。

後輩たちの話を聞いていて、改めて敬意を持った。おれは一気に2.0にはなれないんだろうけど、来年は1.1になっているように覇気をもってやっていこう。ライブが終わってから帰りのフェリーや飛行機までの時間をこんなに楽しく過ごしたことはなかった6回目のRSRだった。

もう6回行ったので、そろそろ常連気取りで来年も行くよ!また来年!!